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小説『国宝』

こんにちは!


 

映画の『国宝』が話題ですね。


皆さまは鑑賞されましたか?


気になっているのですが、なかなか映画館へ行ける状況にないので、私は原作小説に手を出してみました( ̄ー ̄)


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小説だったら、タスクの合間など好きなときに読んで、好きなときに中断できるのがいいですよね。


ちなみに映画の情報は、主要キャスト何人かを目にしたぐらいで、


物語の前知識はほぼゼロです(↑の表紙もカバーで覆っていたし、まだ凝視していません😌)。


まず冒頭の場面から、イメージしていたものと違い、ぐいっと惹きつけられます😳


そこから、主役から端役まで、登場する人物みな、堅気とは違う世界の空気を纏い、


ときに危うく、ときに粋なふるまいで、悲喜交々の生を織り成します。


その魅力に即取り憑かれてしまいました。


高度経済成長期というエネルギッシュで今よりも大らかな時代背景も、


ノスタルジックな感じがして切なくなります(経験してないけど)。


内容にマッチした、古風な語り調の文体も、洒脱で素敵です。


全く知らない業界の物語ながら、情景をイメージしやすく、ぐいぐい読み進めておりまして、


電車の中でも職場の休憩室でも、感情移入して笑みを浮かべたり、苦悶で口元を歪めたりするのを我慢することができません。


間もなく読み終えてしまうのが寂しいぐらい、久々に小説に心躍る一時を過ごせています😊


まだ知らないキャストが小説で描いたイメージと合致しているかどうかの答え合わせも含めて、映画もそのうち観てみたいです!


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↑徳次のイメージ🙄

 
 
 

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