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【2024/1/31更新】進撃の巨人

moriyayusuke198411

こんにちは。


穏やかでない出来事がいくつも起こった年明けでしたが、2024年が始まり、1月がもう終わろうとしていますね。


大変なことは尽きませんが、本年もよろしくお願いいたします。


 

突然ですが、『進撃の巨人』はご存知でしょうか😳


有名な漫画作品なので、詳しくなくてもタイトルは聞いたことがあるかもしれません。


かくいう私も、導入部分だけ読んだぐらいで、その後読み進める機会がないまま、気にしているのみという状態でした。


そんななか、昨年の11月、深夜のNHKでアニメの最終回をたまたま観、


そこから夫婦で大ハマリして、年末年始にかけて、Amazonプライムでアニメを全話視聴しました🧐

 


ネタバレは嫌なので、内容の詳細には触れませんが、ストーリーは壮大に練り込まれており、どんどん引き込まれていきます。


舞台は中世ほどの文明世界で、人類を捕食する巨人と、巨人の侵入を防ぐ壁の中に生活圏を築いた人類との死闘の物語です。


壁の外の世界を夢見て、未知の脅威に立ち向かうファンタジー要素も熱いのですが、展開はそこに留まりません。


人間に見出せる希望だけではなく、人間や社会のどうしようもない部分も、しっかり描かれているのです。


歴史の過ち、戦争、差別、支配と被支配、組織同士の敵対など、現実世界とリンクするファクターも多く、特に「災いにどう相対するか?」という問いかけは、


この作品の連載開始以降だけでも、東日本大震災、ウクライナ戦争、ガザ紛争、その他いくつもの困難に立ち会っているわれわれの体験に結びつけて考えることができます。

 

アニメ鑑賞を進めるなかで、同じ時期に読んでいた、社会学者・宮台真司氏の著書『私たちはどこから来て、どこへ行くのか』の一節が頭をよぎりました。


“どんな社会も、戦争や処刑において「人を殺せ」と命令を発します。命令に背くと、逆に処罰されます。その意味で、「人を殺してはいけない」というルールを持つ社会はないと言えるのです。


代わりにあるのは、「仲間を殺すな」というルールと「仲間のために人を殺せ」というルールの組合せです。この二つはどの社会にも存在します。死刑禁止は、ここ40年の動きに過ぎないので、人類史的には無視できます。”(p.161)


仲間とは誰を指すのか?


誰からが仲間ではないのか?


その線引きは明日には変わるのか?


ヨガはすべての生命を活かすことを説くし、われわれの大多数も人を殺すことに躊躇する感覚を持っているのに、


そうした理想に近づこうともがくなかで、なぜ殺し合いをすることになってしまっているのか?


そんなことも思わされる作品です。

 


原作漫画にも手を出したり、アニメ視聴2周目も検討するほど、久々に夢中になりました( ´∀`)


アマゾンプライムをはじめ、いくつかのネット配信サービスで視聴できます!


キャラの造形も凝っているので、模写のしがいもありますね😁(※ネタバレ回避のため一部消しゴムマジックで加工しています)



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